書架歳時記

古今東西の例句と共に「わが友に贈る」等を、基本的に毎日更新します。

カトレア/今日の俳句 ≪第3 147号≫

f:id:hirokiwai:20190227051712j:plain



≪2019年(平成31年)2月27日(水)≫(旧暦廿三)
カトレア
 トレアを胸の辺りに棺閉ず
                  瀬島洒望
今生の別れカトレア胸に置く
                   荒井ハルエ
アロエの花
春の蟻アロエの剣の刃を渉る
                   脇本星浪
年男アロエの夢を見ておりぬ
                   四ツ谷
海老芋
 ほの酔うてきぬ海老芋の煮ころがし 
                   大石悦子
 えびいもに適ふ丹の箸丹塗椀 
                   松井淑子

 

 

 

       ※☆*わが友に贈る*☆※


 勝つことよりも
 負けないこと。
 そう確信した人は強い。
 「私の幸福を決めるのは
 私自身!」と朗らかに!


        2019年2月27日

 


       ※☆*寸 鉄*☆※

 


 「大地の底にかくしをき
 たる真の弟子あり」御書。
 皆に尊き地涌の使命あり
      ◇
 各地で「女性の日」。地域
 照らす創価の太陽燦然。
 さあ歓喜の春へ大行進!
      ◇
 会場提供の皆様に感謝。
 時間厳守等、ご家族・近隣
 への配慮を。宝の城守れ
      ◇
 快活に振舞えば相手も快
 活に―作家。まず自分か
 ら!弾む心で対話に挑戦
      ◇
 昨年の災害時、9割が防
 災用品準備しておらず。
 教訓は行動に移してこそ

 


聖教新聞:2019年(平成31年)2月27日(水)≫付】

 

 

 

 

 

     ※☆*名字の言*☆※

 


 評論家の外山滋比古氏がリンゴの産地を訪れ、傷のついたリンゴを買い求めた時のこと。店員から「お客さん、通だね」と声を掛けられた。傷のあるリンゴは修復しようと糖分を多く出すので、かえって甘さが増すという(『惰性と思考』扶桑社新書)▼創価大学を受験したが不合格だった宮崎の女子部員。電子機器メーカーに就職し、創大通信教育部で学んだ。不規則な勤務の中でも勉学に励み、7年半で卒業。小学校の教員免許も取得した▼彼女が女子部本部長を務める地域からは毎年、創価大学生や創価学園生が誕生する。皆、彼女が関わった少年少女部合唱団の出身者。「この十数年は挫折や苦労の連続でした。でも今は、全てが自分の財産になったと感謝しています」。昨年、8度目の挑戦で教員採用試験を突破。今春、教壇に立つ▼受験シーズンも大詰めとなった。思うような結果が出ず、不安に心揺れる友もいるだろう。だが、努力を重ねた事実は決して消えない。勉学で磨いた力と心は、自分自身の宝である▼池田先生は受験生に呼び掛けた。「『自分は自分なりに、できることをやり切った』と言える戦いをすれば、その人が勝利者です」。挑戦し続ける人に、敗北はない。“勝利の春”を目指す友に、心からエールを送りたい。(誼)

 

聖教新聞:2019年(平成31年)2月27日(水)≫付】

 

 

 

 

 

彡……☆★☆*……☆★☆*……☆★☆*……☆★☆*☆彡……☆☆彡